葉酸欠乏症貧血とは

貧血は女性に多い症状ですが、その中でも葉酸欠乏症貧血というのは悪性の貧血だとされています。

葉酸というのは妊娠している女性や妊娠を希望する女性にとって不可欠な栄養素とされていますが、これが不足することで様々な症状を抱えてしまうことがあるのです。

まず、体内の葉酸が不足すると葉酸欠乏症になることで貧血が起こります。

貧血といえば鉄分不足によって起こるものとされていますが、これは体内の葉酸が不足することで体内に流れる赤血球の大きさが通常のサイズよりも大きくなり、もともとの役割である酸素の体内に送り出すという役割を行えなくなることで酸欠不足となりめまいや立ちくらみ、息切れなどの症状を起こすことで子の症状は巨赤芽球性貧血とも呼ばれています。

葉酸は体内の粘膜を作りだしたり細胞の生成にも重要な役割を担っているので不足してしまうと口内炎や胃潰瘍などができやすくなるとされています。

葉酸欠乏症のリスクを軽んじてはいけない

また、妊娠時に葉酸欠乏症になってしまうと、胎児の細胞分裂が正常に行われなくなり先天性錠のリスクが高まるとされていますの注意が必要といえます。

特に、毎年妊娠をしている生活を送っていると葉酸の需要が拡大し、葉酸欠乏が起きることも考えられます。

葉酸欠乏症が起こる原因としては偏った食生活による葉酸不足やアルコールの多量摂取、血液透析などが理由として考えられますが、貧血の自覚症状が軽いからといってそのまま放置しておくと後で思わぬ重篤な状態に気づかなかったり動脈硬化の発生リスクが高くなるなどの危険性もあるとされています。

アルコールは、葉酸の吸収を悪くする作用があるので日常的に晩酌やお酒を多量に飲む機会がある人は葉酸不足になりやすいといえます。

葉酸欠乏症貧血は、葉酸が不足することでも起こりますが、ビタミンB12が不足して起こることもあります。

ビタミンB12というのは、通常は肝臓に蓄えられておりその量は5mgとされており、人間が一日に必要なビタミンB12の量というのは1μgです。

これが、病気などによって肝臓を切除してしまうとおよそ13年ほどでビタミンB12の蓄えがなくなってしまうことが考えられますが、実はもっと早い5年くらいで枯渇してしまい悪性貧血の症状が出ることがありますので、肝臓の一部を切除した場合には常日頃から医療機関で検査を受けておくのが良いとされています。

葉酸もビタミンB12も、神経細胞に深く関わっている栄養素であるため、どちらも不足することで脳の神経細胞の正常に働かせることができなくなるために認知症を発症するといわれています。

ただ、葉酸不足になると認知症になるというわけではなくほかの理由によって認知症になる人もいます。けれども、葉酸の摂取が認知症の発症リスクを遠ざけることは確かですので積極的に摂取していきたい栄養素といえます。

葉酸欠乏症貧血も、軽度な状態であれば葉酸の経口投与と食事の見直しで改善することも十分に考えられますので、異変を感じたり不足していると思ったらそのまま放っておかずに検査を受けたり治療を受けて改善していくことが望ましいといえます。

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